1分図書館の理念

当図書館に足を運んでいただき、誠にありがとうございます。館長の師走(しわす)と申します。

私は普段から本を読むことが好きなのですが、本を読んでいるとよく思うことがあるのです。

果たして本を1冊まるごと読むことは効率がいいのだろうか?(ここでの読書は自己啓発、スキルアップのための読書を前提に話しています。ご了承ください。)

1冊の本の中には著者が人生をかけて発見した世界や人間の法則性、ありとあらゆる価値観やノウハウ、そのすべてが詰まっているのです。それが余りにも濃密すぎるのです。それゆえ、良書や名著と呼ばれる本を読むと自分が実践したことのない行動指針や価値観、物事の捉え方などあまりに多くの知見と、短時間の間に遭遇するため、頭ではそれらの情報のとてつもない価値に気付いてはいても、自分のスキルや習慣として吸収することができないまま終わってしまうことが多いような気がするのです。

ですので、本や動画に込められた根本の考え方と、その考え方を無意識に身に付けられるような習慣を結び付けて約1分で紹介することで読者の方や私自身が明日からの行動を変えていけることを目指して当図書館を立ち上げました。

そして、先人の知恵の力を活かして、多くの人が自分らしく生き生きと生きられることを願っています。

(追記)

もちろん、本を読むことを否定しているわけではありません。

画家岡本太郎はトルストイの本を多数読んだが、細かいことなど覚えていないしどこに感動したかも記憶にないと言いました。

僕がいま記憶にないといったのは、感動した瞬間、こちらの血肉になるからだ。だから、誰がどういうことを言ったかというのは問題じゃない。感動した瞬間からぼくの血肉になる。それはぼくの問題なんだ。

『太郎に訊け!3』岡本太郎著

このような体験のための読書というのも重要だと思います。

当図書館でも人生を変えるような言葉との出会いの場になれるように頑張って取り組んでいきたいと思います。

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